「周りが残業しているから帰りづらい」
「残業って強制なの?」
こんな感情を持ったことはありませんか?
周りの人が残業しているからと、意味不明な同調圧力に負けて残業してしまったり、手伝いたくもないのに他人の仕事を手伝ったり。
こんな周りの人からの同調圧力から解放される方法があります。
自分の大切な時間を残業に充てるのは、実にもったいない。
仕事よりもプライベートに時間を使いたいビジネスマンも多いと思います。
今すぐ同調圧力から解放されて、有意義な時間を過ごしていきましょう。
定時退社するには
定時に気持よく退社するには、自分の仕事が終わっている事が大前提です。
自分の仕事が終わらずに定時退社すると、上司から叱責されるかもしれません。
この章では仕事を効率よく終わらせる方法を3つご紹介します。
午前と午後で仕事を変える
人間の”脳”も身体と一緒で、次第に疲れてきます。
脳の状態を考えながら仕事を消化することで、仕事を効率よく消化することが可能です。
午前中は脳が元気な状態なので、創作するような仕事に向いています。
- 企画書の作成
- 営業ルートの精査
- スケジュール調整
同じ仕事でも脳が元気な状態で消化することで、作業時間を短縮できます。
午後からは脳が疲れてくるので、普段のルーティン作業や単純作業が向いています。
- メールの返信
- データ入力
- 仕分け作業
「考える」ことを要しない仕事は、午後に消化することをオススメします。
スキマ時間の活用
1日にスキマ時間はどれほどあると思いますか?
なんと、約1時間もあるそうです。
このスキマ時間を上手に利用することで、仕事を効率よく進めましょう。
- 会議が始まるまでの時間
- 電車やバスの待ち時間
- タクシーの乗車中
スキマ時間を無駄なく使うポイントは、消化する仕事を決めておくこと。
「何をしようか」と考えている時間がもったいないので、あらかじめ消化する仕事を決めておきましょう。
ネットサーフィンやSNSチェックにスキマ時間を使うのはもったいないですよ!
仕事をルーティン化する
いつも行っている仕事をルーティン化させることで、作業時間を大幅に削減できます。
仕事をルーティン化させることで「次は何をするんだっけ?」と考える時間をなくす事が可能です。
定期的に作る資料はフォーマットを作成してイチから作ることをやめましょう。
仕事をルーティン化させることで、脳が疲れていても品質を落とさずに仕事を消化できます。
気兼ねなく定時退社する為の準備
自分の仕事が終わっていても、周りの人が仕事をしていると帰りづらい。
この状況で大切なのは「周りへの配慮」です。
この章では定時退社しやすくなるように周りへの配慮の仕方をご紹介します。
コミュニケーション
仕事を進めるにあたって、周りとのコミュニケーションを取る事がとても大切です。
普段から会話する人と、最低限の会話しかしない人では、どちらの方が好印象を持てるでしょうか?
「何か手伝えることはありますか?」
この一言があるだけで、周りの人からの信頼度は抜群に上がります。
仕事の結果を出すことも大切ですが、周りへの配慮を忘れないようにしましょう。
ザイオンス効果
ザイオンス効果という行動心理学をご紹介します。
ザイオンス効果とは、短時間のコミュニケーションを複数回繰り返すことで、印象を良くする心理的な効果のことです。
毎日の挨拶程度の会話で、ザイオンス効果によって好印象を与えられます。
報連相をしっかりと
報連相とは「報告・連絡・相談」の頭文字を取った造語です。
同僚や上司と報連相をしっかりと行い情報を共有することで、気持よく定時に帰れます。
「あの報告書はどうなっている?」
「お客様にアポは取ったのか?」
随時進捗を報告しておけば、同僚や上司はこのような疑問を持たなくて済みます。
責任を持って仕事をしている事をアピールすれば、気兼ねなく定時に帰ることが可能です。
定時退社キャラの確立
毎日定時に退社して「定時退社キャラ」を確立させましょう。
最初は気まずいかもしれませんが、1~2ヶ月もすれば慣れてきます。
残業して会社に時間を使うのと、自分の時間を確保するのと、どちらが大切でしょうか?
周りの人も「あの人は定時に帰る人」とキャラ付けしてくれます。
それでも仕事を振られたら・・・
desc法
desc法とは、相手の意見と自分の意見の両方を大切にしながら、相手を傷つけないように交渉する方法です。
「Describe」「Express」「Suggest」「Choose」の頭文字を取っています。
4つのステップに分けて、相手に意見を伝えていきます。
Describe 事実
最初にこちら側の事実を伝えます。
「ただいま、〇〇の案件を抱え、時間的に余裕がないのが現状です」
客観的な事実を伝え、まずはこちら側の状況を説明します。
Express 意見
続いて事実に関する意見を述べます。
「お客様が大変急ぎのようで、〇〇の案件を最優先で取り組みたいと考えています」
こちら側の意見を述べて、手一杯という事を説明します。
Suggest 提案
そしてこの問題を解決する「提案」を出します。
「その仕事は来週ならお受け出来ます」
一方的に断るのではなく、提案することで相手の立場を考えます。
Choose 選択
最後にどうするかの選択を上司に委ねます。
「どちらの仕事を優先させるかは、お任せします」
上司に選択権を持たせ、仕事の順番を決めてもらいます。
むやみに仕事を引き受けるのではなく、仕事の優先順位を明確にするのがポイント。
優先順位を明確にしておけば、仕事量を調整する事が可能になります。
まとめ
この記事では気兼ねなく定時退社する方法をご紹介しました。
まずは仕事を効率化させましょう。
- 午前と午後で仕事を変える
- スキマ時間の活用
- 仕事のルーティン化
そして、気兼ねなく定時退社する為の準備もしっかりと。
- コミュニケーション
- 報連相をしっかりと
- 定時退社キャラの確立
「時間」は無限にあるのではなく、限りある大切な資産です。
同調圧力に負けて残業してしまうのは、大変残念に思います。
この記事を参考にしていただき、自分の時間を大切にしていきましょう。